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up date
2005/05/02

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イケズの辛口コラム付きレシピ 「PEAP KITCHEN」
おせちに飽きたら。アサリ貝のみそ汁と山椒ちりめんのおにぎり。
♪お正月にはモチ食べて〜
こたつでうたた寝楽しいな〜♪
(どこがっ!)


【作り方】
A沸騰した鍋にあさりを入れ、殻のふたがあいたら味噌を溶 きいれる。
B仕上げに、小さじ一杯のみりんを入れる。
C京都から取り寄せている山椒ちりめんの佃煮をご飯にまぶ し、おにぎりを作る。カンタンでバリウマッだぞーっ。
正月に思うこと。

 あけましておめでとうございます。新年、何ばして遊びよるですか?男もおらんこの年の独身女にとっちゃ、正月ほどひまこくものはなかとです。考えてみれば、おやじより所在ないのが、私のよーな女かもしれません。

 年末に、丹精込めて剪定した植木の枝振りを見ながら「いい庭だ」とうなづく趣味もないし。朝風呂するか、と立ち上がると「正月は、風呂は沸かさんとばい!」と母から怒られる。お屠蘇の盃を前に親から「今年こそはどーぞ、嫁に行ってくださいな」と言われ、今さら…と返せば「年始の行事たい。言ってみただけ」とおちょくられ。親戚のガキにお年玉をねだられ「ちっ、おばちゃんも景気悪っ!」と信じがたい暴言を吐かれる。

 おせちの蓋を開けるのが唯一の楽しみの正月。朝から焼酎片手に、黒豆を食べてたら、とまらんごとなってしもーた。これって…何かと良く似ている。そうだ、アサリ貝のみそ汁を食べるときと同じだ。殻からはずしたアサリを食べ、また殻をつまんでアサリを食べ、あ…身はどこだ…?ここに沈んでいたのかぁと安心する。けれど、気が付いたらご飯がすすんでませーんっ。カニ鍋もそうだ。たかだか、一本のカニの足に夢中になってしまったばかりに、ホタテを食べ忘れたニガイ経験はいっぱいある。

 それって何かに似ている。そうだ、私の恋愛歴そのものではないか。浮気されていたことも知らずに、ひたすら彼との旅行代金を稼ぐためバイトに明け暮れたことがあった。1日5千円(その日に支給)が貯まるたびに、ぐふふ…と夜中に札束を数え喜んだ。やっと全額用意できたら、彼から別れたいと言われた。もう1人は、たいした男じゃなかった。けれど、その男こそ人生のパートナーだと信じひたすら愛した。ある日、優しく誠実な男と出合った。が私は、たいした身も持たないやせ細ったカニを食べるのに夢中で、誠実なホタテのおいしさを経験できなかった。気が付いたら、カニの一辺倒な味に飽きてしまい、ホタテ食っときゃ良かったと反省した。(話の展開、ご理解いただけてますか?)

 「とことんやりすぎる。そんな自分ば反省して下さい」と巻頭の特集の恋診断ではそう出た。「負けがこむとカーッと熱くなり、勝ったら勝ったで勝負に出て。恋も同じです。相手の思いを無視してガンガン攻撃。恋する情熱もしつこかと逆効果になっとです。わかるですかっ!」と、怒られた。

 わずかに残っている黒豆の皿を見ながら思う。この集中力(持久力)を、何かに向けることはできないだろうか。例えば、春の山菜狩り。例えば秋の栗拾い。そうだ、収穫時こそ、私の才能は発揮できるかもしれない…。
 本年も、どうぞ、よろしくお願いします。



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